2025年11月19日水曜日

社長、ご存知ですか?今年4月から「子育て社員」の働き方が変わっています!

 

今回は、会社と従業員の双方にとって非常に重要なニュースをお届けします。 今年(2025年)、育児介護休業法が大きく変わりました。これはいわゆる「義務」の話ですが、見方を変えれば**「採用に強い会社」「社員が辞めない会社」に生まれ変わるチャンス**でもあります


◆「小1の壁」がなくなります


これまで、「子供が小学生になったら時短勤務が終わり、フルタイムに戻れなくて退職」というケース(小1の壁)が社会問題になっていました。 今回の改正で、残業免除(残業なし)が小学校入学前まで延長され、看護休暇も小学校3年生まで使えるようになります。 さらに、看護休暇は「入学式」や「学級閉鎖」でも使えるようになるため、働くパパ・ママにとって非常に心強い制度になります

◆会社がやるべき対応は? 

「制度が変わるなら、今のままでいいや」とはいきません。具体的には以下の対応が必要です

  1. ルールの見直し: 就業規則(育児介護休業規程)を新しい法律に合わせて書き換える
  2. 現場への周知:4月からこう変わったから、気兼ねなく相談してね」とアナウンスする。
  3. 介護への備え: 40歳になった社員へ「介護休業」のお知らせをする仕組みを作る

◆「働きやすさ」を会社の武器に


今回の法改正にしっかり対応していることを求人票や面接でアピールできれば、優秀な人材の確保につながります。 逆に、対応が遅れると「法律を守らない会社」というレッテルを貼られかねません
「難しくてよくわからない」「何から手をつければいいの?」という場合は、ぜひ当事務所にお声がけください。御社の実情に合わせた無理のない運用ルールを一緒に考えましょう

【簡易チェック】

御社は大丈夫ですか?

育児介護休業規程の「子の看護休暇」は「小3」になっていますか?

「入園式」で休暇が取れるようになっていますか?

□ 40歳になった社員への通知書式は準備できていますか?                                   → 1つでも不安がある場合はご相談ください。

社長、ご存知ですか?今年4月から「子育て社員」の働き方が変わっています!

  今回は、会社と従業員の双方にとって非常に重要なニュースをお届けします。 今年( 2025 年)、育児介護休業法が大きく変わりました。これはいわゆる「義務」の話ですが、見方を変えれば ** 「採用に強い会社」「社員が辞めない会社」に生まれ変わるチャンス ** でもあります ◆「...